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地図を見るときに、位置関係だけわかればいいと考えている方もいるかもしれません。ですが地名は、地形を見ると名前の由来が見えてくることもあります。例えば東京の杉並区にある「阿佐谷」という地名は、桃園川の「浅い谷」に由来すると考えられています。ただし現在は暗渠化されているため、地上から見ると川の姿を察知できません。同じように谷という漢字が使われている渋谷は、歩くだけでも谷である地形を感じることが可能です。実際に地図で桃園川周辺の地形を見ると、谷であることが感じ取れます。

このように地図の地形を通して、地名を考えてみると新たな発見があるかもしれません。普段とは異なる見方をして、新たな発見に出会えるようにしましょう。