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地図にスポットをあてた情報としての収集データの記号化についてご紹介したいと思います。記号化するに際し、原則として考えられるのは現実に即した事象の擬似化によって行う場合と作り手の好きなように記号化してしまう任意記号化の2種類に分けられます。また記号はそれ自体の形状から〇△□といった幾何学的形状のものと、地図ではお馴染みの湯けむりが上っている温泉を示す温泉マークのような絵画的な記号とに分類することもできます。それぞれの分類間の関係として、幾何学的な記号は擬似記号にも任意記号ともなりうるのに対し、絵画的な記号は擬似記号にしかなりえないという面があります。さらに記号化でよく使われる記号の形状的な違いによる点、線及び面という種類ごとに説明していきましょう。